――卑弥呼に入社したきっかけを教えてください。

きっかけは、卑弥呼の会社見学に参加したことです。
販売職と事務職とで迷っていた私に、学校の先生が卑弥呼をすすめてくれました。
それまで卑弥呼のことは知らなかったのですが、会社のことを調べていくうちに興味が湧き、会社見学に参加してみることにしたんです。

会社見学では、本社や店舗の見学をし、普段は消費者として買い物をしているアパレル業界の裏側が見られたり、詳しいお話が聞けたりしたので、自分にとって印象的でした。
そして、会社見学時の接客体験で初めて卑弥呼の靴を履いたのですが、履きごごちに感動！オシャレで可愛い商品がたくさんあって、私もこの商品をお客様におすすめしてみたいと思いました。

またその時、接客してくれた店舗の先輩社員や本社の雰囲気がとても温かく、ここに入りたい！と強く思いました。
 

――接客の際はどのようなことを心がけていますか？

接客する際は、お客様の立場に立って寄り添うことを心がけています。

店舗には様々なお客様がご来店されます。お悩みも人それぞれ。
一人ひとりのお客様のお悩みや要望に寄り添って、提案しています。

学生時代、飲食店でのアルバイト経験はあるものの、一人ひとりに向き合う接客は初めて。
最初は緊張することもありましたが、研修で習ったフレーズでお声掛けしてみたり、先輩社員の接客を近くで聞いて真似してみたり、他店のアパレルに接客を受けに行ってみたり…
接客スキル向上のために様々な努力をしてきました。

すると先日、とても嬉しいことにお客様からお褒めの言葉をいただいたんです！そのお客様はわざわざメールで「ありがとう」を伝えてくださって。
様々な努力で得た接客スキルを褒めてもらえたことは本当にやりがいを感じますし、そして何より、お客様の声が一番の励みになります。
 

――これまで大変だったことや、困難を解消した経験があれば教えてください。

お客様から修理を受けた際、修理箇所の確認がきちんとできておらず、お客様に迷惑をかけてしまったことがあります。

確認のためにお客様に連絡を取らなくてはいけなかったのですが、電話越しでは修理箇所について上手く伝えることができず…
対面で承った際、お客様としっかり意思疎通を図って二者確認をすることの大切さを感じました。

結果的には修理箇所も全て伝えることができ、無事に修理完了となりましたが、お客様にご迷惑をおかけしてしまったことは今でも反省しています。

――お客様から言われて嬉しかった言葉やエピソードについて教えてください。

「あなたのおかげでいい買い物ができました。また来ます。」と言われ、実際にまた私を指名して買いに来てくださったことです。

そのお客様は一回目にご来店されたとき、足に合うパンプスでお探しでした。
お客様が履いてみたい、と持ってくるデザインはどれも足型に合わず…。そこで、お客様の普段のお洋服や好きなスタイルについて話を深堀りし、私からおすすめの靴を何足か提案しました。
すると、お客様の好みと足型にもピッタリ合って、お気に召してくださいました。

二回目の来店時は、私を目掛けて来てくださり、「先日はありがとう。とても良かったので、またあなたに選んでほしいの。」と。
とても嬉しかったですし、その言葉で自分の接客に自信がつきました。

――今後の目標を教えてください。

若い年齢層へ卑弥呼の魅力を伝えていくことです。
卑弥呼は、50年の歴史がある分、比較的高い年齢層の方に認知いただいていますが、私のような10～20代の認知度はまだまだ低いと思っています。

卑弥呼の靴は、日本人女性に合うこだわりの木型かつ上質な本革を使用しているからこそ、履けば履くほど足に馴染んでいく靴作りを大切にしているので、若い方の初めてのパンプスにぴったりです。
卑弥呼は私が入社する前、2020年にリブランディングを行ったそうなのですが、今の卑弥呼はトレンドのデザインも豊富で、私たちの世代も欲しくなるデザインばかりなんです！

そして今後、若い世代への認知度を上げる取り組みとして、SNSの発信により力を入れていきたいです。
店舗ごとのSNSアカウントで、洋服のコーディネートと靴をあわせた写真を投稿しています。今後も、そうした発信を通して、しっかり卑弥呼の魅力を発信していきたいです。

また自身のキャリアとして、将来的には、本社のECや企画広告などの未経験の分野にもチャレンジしてみたいと考えています！