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Y.O.さん|店長

都内百貨店で勤務する店長のY.Oさんをご紹介します。

10年もの長いキャリアを持つY.O.さんは、これまでに、路面店などのショップや百貨店などさまざまな形態の店舗での接客を経験。現在は店長として、自身の経験や知識を活かして、後輩スタッフを育成することに力を注いでいます。

卑弥呼の接客や店長としての業務内容、Y.O.さんが感じるやりがいなどについて伺いました。さまざまな売場を経験したY.O.さんだからこそ感じられる、卑弥呼の魅力が分かる記事になっています。

PROFILE

Y.O.さん|店長

Y.O.

2014年入社

2014年新卒で卑弥呼に入社。さまざまな店舗や売場形態を経験し、現在は店長を務めている。

入社の決め手は「人」の良さ

――卑弥呼に入社した理由を教えてください。

就活の時、接客業に関わりたくてさまざまなアパレル業界の会社を見ていたら、「卑弥呼」の漢字3文字がバーンと目に入ってきて、面白い会社だなと思ってエントリーしました(笑)。
他社は、モデルさんのイメージ画像やアルファベット表記のブランド名が起用されていた中で、社名の漢字のインパクトが強かったですね。

選考が進んでいくうちに、卑弥呼で働く人たちがすごく魅力的で、どんどん心惹かれていきました。
選考中に店舗に行って、働いているスタッフの方にお話を聞かせていただいた際、ただの学生だった私がアポなしで行ったにも関わらず、丁寧に教えてくださいました。

卑弥呼の社員の「人」の良さが決め手となり入社を決意しました。

入社前に、内定者アルバイトとして勤務したのが初めての販売経験になりました。入社後はさまざまな店舗に異動し、現在は、売上上位店で店長を務めています。

卑弥呼の店舗は、ショップや百貨店などさまざまな形態があります。百貨店では、ブランドの垣根を超えて商品を陳列する売り場もあり、他のブランドの方と関わることも多くあるんです。卑弥呼以外の商品や接客、スタッフ同士のやり取りが見られて勉強になります。さまざまな形態で店舗運営の経験ができるのも卑弥呼のいいところです。
もちろん、一人ひとりの向き不向きを考慮して、適性に応じた店舗に配属されます。輝ける場所の選択肢が幅広く用意されているのがよいですね。
 

接客未経験から売上上位店舗の店長に

――Y.O.さんは、どのように接客スキルを身につけてきましたか?

研修を受けて学んだことを、売り場で実践するというのを繰り返し、自分に合う接客スタイルを身につけてきました。

現在は店長として、後輩スタッフの接客を指導する立場です。接客スタイルには正解はなくて、一人ひとりのキャラクターに合う接客があるので、必ずしも私と同じようにすれば全員売れるとは限りません。「私はこれがよかったよ」と伝えるようにしています。

その人の持っている雰囲気や話し方などのさまざまな要素があるので、それぞれが自分に合うスタイルを見つけられるようにサポートしています。

実は、入社1年目の研修で学んだことで、気まずい思いをしたのを今でも覚えています(笑)。2人のお客様を同時に接客する際の販売スキルを学び、早速実践したのですが、突然、先程までと違う受け答えをしたので、お客様も「え?」と戸惑っていらっしゃって…。
そこから試行錯誤しながら、自分に合う接客スタイルを身につけてきましたね。
 

スタッフの成長が自身の喜びに

――Y.O.さんが感じる仕事のやりがいについて教えてください。

今年で入社10年目になりますが、やりがいは、そのときどきで変わります。初めのうちは、成果が数字として表れるので、目に見える売上をあげることに喜びを感じていました。

店長を務める現在は、後輩スタッフの成長した姿がやりがいにつながっています。
自身のさまざまな経験を活かして、いかに後輩スタッフをスムーズに導いてあげられるかを常に考えているんです。その結果として、後輩スタッフが成長して評価されることが、自分のことのように嬉しいと感じるようになりました。
お客様に後輩スタッフを褒めていただけたときは、「ありがとうございます」と言いながら、内心はガッツポーズしています(笑)。
 

販売スタッフは「最前線で商品を届ける人」

――お客様から言われて嬉しかった言葉を教えてください。

販売員は、さまざまな人の努力があって完成した商品を、最前線でお届けし、お客様から直接「ありがとう」という言葉がいただける貴重なポジションです。
商品の魅力をお伝えして、ご購入いただいたお客様に「あなたにお勧めされなかったら買わなかったよ」などと言ってもらえることは、最前線にいる私たちにしか得られない喜びです。
だって、お客様としては、思い描いていた靴とは違ったけれど、もしかしたら買い物の気分ではなかったけれど、私との会話や提案で購入してもいいと思える靴と出会うことができたということですよね。ただ靴を購入するなら、セルフでもネットでも今はいつでもどこでも買える時代。私たち販売員がいる意味はここにあります。

また、自身の接客以外でも、店舗の後輩スタッフについて、お客様から「あの子すごく感じがいいね」や「元気な挨拶をしてくれるね」とお褒めの言葉をいただけることもあり、店長としての喜びを感じます。
 

司令塔としてチームを引っ張るのが店長の役割

――店長の業務はどのようなものがあるのか、具体的に教えてください。

店長は、年間の売上目標に向かってチームを導いていきます。店舗の責任者として、人材育成や数値・商品管理などマネジメント全般に付随する形で、店舗のレイアウト作り、シフト作成などを行う必要があります
店舗のスタッフみんなでやる業務も多くあります。その中でも、方針を立てて、司令塔としてチームを引っ張っていくのが店長の役目ですね。

店長として人をマネジメントしていく上で、なるべくポジティブに、何事も楽しむ気持ちで向き合うようにしています

人それぞれさまざまな課題がありますし、後輩スタッフがミスをすることもありますが、それに対して私も一緒に思い悩んでしまってはいい結果になりません。
「今度はこんなことが起きたぞ。どう解決していこうかな!?」といった感覚で、いかにネガティブな感情を抱かずに向き合っていくかを意識しています。

また、お客様からご指摘をいただくこともあり、そうした際の対応も店長の大きな役目です。お客様もスタッフも、いろんな人がいるので、予想できないことも起こりますよね。

卑弥呼には、店舗マニュアルがありますが、体系的なもので、店長の判断・裁量に任されており、臨機応変に対応できる環境です。
本社全部署の役割は、店舗のフォロー。店舗と本社が一体となって取り組んでいける体制があります。

そういった意味では、店長として、スタッフの個性を活かしながら、自分たちがやっていきたい店舗運営を、比較的自由にやらせていただける環境ですね。
 

人の良さは、経営体系が変わっても受け継がれている

――卑弥呼の雰囲気やスタッフについて教えてください。

卑弥呼は、本当に優しい人が多いですね。女性が多い会社ってギスギスしているんじゃない?と言われることもありますが、さっぱりとした感じの女性が多いというのも昔から同じ印象です。

卑弥呼の経営体制は変わりましたが、人の雰囲気は変わっていません。
卑弥呼の「人の良さ」に魅力を感じて働いてる人が多いと思うので、よいところがしっかりと受け継がれていっています。

予算が設定されている業界でイメージされるような、個人の売上をあげるためにお客様の取り合いをするといったことは卑弥呼ではめったにありません。
店舗のみんなでパフォーマンスを上げて売上目標を達成しよう!という、チームワークを大切にする雰囲気ですよ。
 

靴の販売の奥深さを伝えていきたい

――今後の目標を教えてください。

私自身、靴の販売の奥深さに魅力を感じているので、靴販売ならではの良さを、しっかりと後輩スタッフに伝えていきたいです。

靴の販売は、専門的な知識を持ってお客様に丁寧にヒアリングをする必要がある分、お客様と深く長く関われます。お客様の求めるものを見極めて、ぴったりとはまった時に大きな喜びを感じられるんです。

また、靴だからこそ販売員としてのスキルをしっかりと身につけられるとも感じています。卑弥呼の中には、靴以外の衣料やバッグなど、さまざまな物販を経験した上で、靴販売の奥深さを思い出し、接客を極めるならやっぱり靴だなと決めて、卑弥呼を選び入社したという方も少なくありません。

新入社員の方とお話をする機会が多いので、そういった靴販売の魅力を伝え、みなさんがいち早くプロの販売員として働けるように関わっていきたいです。
 

お客様の悩みに共感できれば大丈夫

――これから入社する方へのメッセージをお願いします。

卑弥呼には、入社時に接客経験がない方も多くいるので、その部分で不安を抱く必要はありません。
プライベートで、靴が合わなくて足が痛くなる…といった経験をしたことがある方も多いはず。お客様も同じような悩みをお持ちなので、そうしたお声に共感することができれば、きっとコミュニケーションがとれますよ。
実際に私もまっさらな状態からのスタートでしたが、研修などを通して接客スキルを身につけ、今では楽しく働けています!
興味のある方は、ぜひ飛び込んでみてください。

また、アパレル業界には、年齢ターゲット層を設定するブランドも多く、卒業するという概念があるところも少なくありませんが、靴というアイテムはそうした卒業の概念は薄いんです。自身の卒業がないということは、お客様と長い時間を共有できる、関係性を築いていけるいうこと。
そのため、卑弥呼は創業から50周年を迎え、次の30年、50年と会社が存続していきやすいのも魅力といえます。販売員として長いキャリアを築いて行きたいという方にもおすすめです。