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A.N.さん|本社 店舗運営部(部長)

卑弥呼でキャリアを築いてきたA.N.さんをご紹介します。

販売スタッフや店長、営業、商品部などさまざまな部署で経験を積んできました。現在は店舗運営部の部長として、売上アップの施策を考えたり、スタッフのモチベーション管理をしたりと幅広く活躍されています。

卑弥呼の主要なポジションとして長く活躍してきたA.N.さんに、これまでの経験や卑弥呼の魅力について伺いました。卑弥呼のものづくりにかける想いが伝わる記事となっています。

PROFILE

A.N.さん|本社 店舗運営部(部長)

A.N.

2000年入社

2000年に卑弥呼に新卒で入社。販売員、店長、営業、商品部などさまざまな部署を経験。現在は、店舗運営部の部長として活躍している。

ファッションに関われる仕事を!入社して24年目のベテランに

――卑弥呼に入社した理由やきっかけを教えてください。

就活の際、ファッション業界で販売の仕事をしたくて、どの会社で何を売るかを考えてさまざまな会社を探していたんです。実は当時、知人が卑弥呼で働いていたので親近感があり、お店の雰囲気も良かったので卑弥呼の会社説明会に参加することにしました。
会社説明会では、卑弥呼がお客様や販売員の意見をしっかりと取り入れる会社だという印象を受け、魅力を感じました。

入社理由は好きなファッションに関われるからというものでしたが、一方で「靴のブランドだったら、洋服は自分の好きなものが着られるかも」と考え、卑弥呼を選んだのも事実です(笑)。

入社後は、販売スタッフとして売場に立ち、靴の接客の楽しさ、難しさ、やりがいを知り、靴の販売を選んで良かったと思うようになりました。
3年目からは、店長を経験。5年目から本社配属となり、卑弥呼のブランドリーダーをやらせていただいたこともあります。直近の十数年間は、商品部に所属していました。商品部では、商品計画の立案やメーカーさんへの発注をメインに担当し、1年ほど前に現在の店舗運営部へと異動してきました。
 

店舗運営部での仕事内容

――店舗運営部での業務内容について詳しく教えてください。

現在は、どのように売上を上げるかの施策を考えること、所属スタッフのモチベーション管理を主に担当しています。

たくさんのスタッフと関わる中で、それぞれ抱えている悩みや考え方が、想像以上に違うことを実感しました。一人ひとりに合わせて、伝え方を工夫することで、スタッフの表情が変わることに気付きましたね。
特に、スタッフがどのような努力を経てその結果を得られたのかという過程の部分について、「見てるよ」「気付いているよ」と伝えることを意識しています。自分自身もそのようにモチベーションを上げてもらってきたので、スタッフのみなさんも、私の声かけで頑張りを見てもらえていると感じ、普段の業務のモチベーションアップにつなげてもらえればと思っています。

もちろん、スタッフそれぞれの普段の頑張りは、日々見させてもらっていないとわからないので、できるだけ多くの店舗をまわり、店舗のスタッフと密にコミュニケーション取って把握するように努めています。他にも、担当のマネージャーからなるべくヒアリングし、店舗の状況は把握しておくようにしていますね。
 

経営体制の変革を活かして売上向上に貢献

――A.N.さんが感じる仕事のやりがいを教えてください。

シンプルに、街で卑弥呼の靴を履いてる方を見かけると、嬉しくなり、やりがいを感じます!

全部署参加の商品会議で立案し決定した施策が好評で、予算以上の売上が取れた時にはより達成感があります。卑弥呼は経営体制が変わり、以前よりもトレンド、定番はもちろんスニーカー、レインなど、様々なアイテムをたくさん持てるようになりました。余計な心配をすることなく、とにかく良いものをお客様に届けることだけに集中できる環境をありがたく思っています。

また、ノベルティ作りにも注力しています。ストールやファーのスリッパなど、「買っても良い!」と言っていただける、お客様に響くものを提供できるようになりました。商品購入の後押しとなるような魅力的なノベルティは、お客様はもちろん、取引先の方からも好評なんです。他のブランドの方からも羨ましがられるのも嬉しいことです。
 

周囲のサポートを受けて困難を乗り越えた

――これまで大変だったこと、困難を克服したエピソードがあれば教えてください。

10年以上所属した商品部から、現在の店舗運営部へと異動となった時は、やはり大変でした。異動当初は、社歴は長いけれど、そこでの経験値はゼロといった状態でしたが、それでもチームを動かしていかなければならない立場でした。

チームの部下や、他部署の方からたくさんのサポートを受けて、なんとかやってこれたので、本当に感謝しています。ようやく1年ほど経って、全体の流れが掴めてきたので、今後の計画について考えられるようになってきました。

実績をもって信頼を得られる人でありたい

――たくさんの部下を抱えるA.N.さんは、現場スタッフと接する上でどのようなことを心がけていますか?

店舗にいるスタッフと直接会って話をすることってすごく大事だなと感じているので、なるべく1~2ヶ月の間隔で全店舗巡回するように心がけています。

私が行って話を聞くことで、皆さんのモチベーションアップに繋げられるのであれば…と、積極的に足を運ぶようにしています。

本社メンバーは、店舗経験者が多いので、店舗に行った際は、積極的に接客に入ることもあるんです。販売員の上⾧として、私自身が売上を作れるというのは大切なことで、一緒に売場に立てば、売上が伸びる!と思ってもらえるよう、私自身も店頭で販売をする機会が得られた時は、本気で売るようにしていますね。

現場で販売している姿を間近で見てもらうことで、信頼を得られればと思っています。

50年守り抜いてきた卑弥呼のものづくりへのプライド

――卑弥呼の大切にしている「ものづくり」への想いについて教えてください。

卑弥呼はものづくりに対してしっかりとプライドを持って取り組んでいる会社です。商品
化には一定の基準値があり、特にこだわりの履き心地については、何度も足入れをして、納得がいくまで調整をしています。

また、ご購入後も、長く使っていただくことを意識して、修理などのアフターフォローも大切にしています。

50周年を迎え、経営体制の変化を経ても、お客様のために何ができるかということを常に考え、ものづくりに誇りを持って取り組むという姿勢は、一貫して変わりません。それは私が卑弥呼で長く働いていてずっと感じていることで、今後も変わらず大切にしていく信念です。

また、卑弥呼は、良いものはしっかりと継承しつつも、時代に合わせて変化させる臨機応変さを持ち合わせています。そうした姿勢が、ブランドとして長く存続できている理由かなと思っています。

ぜひこれからご入社いただいた方と、今後の卑弥呼を一緒に作っていきたいですね。

みんなが同じ目標に向けて前向きに取り組めるチームづくり

――今後の目標を教えてください。

私の目標でもあり、部署としての使命は、売上を伸ばすことです。

卑弥呼の優しい履き心地や上質なデザインが施されたこだわりの商品を、自信をもってお
客様に選んでいただける販売環境が整っている…ゴールまでの道筋がしっかりと見える感
覚があります。


もちろん、目標は常に上を目指しているので簡単に到達できることではありませんが、実現できそうな未来が見えるということに、すごくやりがいを感じていますし、モチベーションにつながっていますね。

多くの販売スタッフがいる中で、みんなが同じ気持ちで前を向き、目標に向かって歩んでいけるチームにしていきたいです。入ったばかりのスタッフは、まだ気持ちが同じ方向になりきれていない場合もあると思うので、それをいかに私自身が働きかけ、チーム力を上げられるかがポイントだと思っています。
 

なんでもやってみるスタンスが大切

――これから入社する人へのメッセージをお願いします。

新しい経営体制になってから特に、与えられるのを待つのではなく、自分から「やります」と言える人にスポットが当てられる会社になりました。考課フィードバック、社内公募などを通じて、販売職から本社へ、また私のように本社内でのジョブローテーションも活発です。

ひとりひとりの挑戦したい気持ちを汲み上げ、積極的にチャレンジできる機会も多く、広い視野を持つことのできる環境が整っているとも言えます。「なんでもやってみる」というスタンスを持っていただけたら、たくさんのチャンスが巡ってきますよ!